令和8年(2026年)4月19日、第676回札幌交響楽団定期演奏会を聴きに行ってきた。
指揮は、札響友情指揮者の広上淳一。チェロは山崎伸子だった。
開演前のロビーコンサートはフルート:川口晃、オーボエ:浅原由香、ヴィオラ:櫨本朱音、バスクラリネット:原田侑來。モーツァルト/弦楽四重奏団第17番「狩」から第1,第4楽章だった。
プログラムは、次の通り。
・チャイコフスキー/幻想序曲「ハムレット」
・チャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲
・チャイコフスキー/交響曲第5番
1曲目は「ハムレット」。編成は14-12-10-8-7。この曲はシェークスピアを題材とした「ロミオとジュリエット」、「テンペスト」に続く三作目の作品となる。曲はハムレットの場面が表現されている。
2曲目は「ロココの主題による変奏曲」。編成は8-8-6-4-2。7つの変奏曲からなる曲で、チェリストの山崎は変奏の表情の違いをとても分かりやすく演奏していた。
アンコールはカタルーニャ民謡(カザルス編)/鳥の歌だった。
3曲目は「交響曲第5番」。編成は14-12-10-8-7。冒頭のクラリネットのソロから曲に引き込まれる。オーケストラのトウッティも見事だった。第2楽章のホルンのソロも素晴らしかった。全体をみてもとても充実していてこの曲の模範的な演奏といっていいと思う。
昨年9月に首席フルート奏者として入団したクリス・ウォンについて気付いたことがある。その前の試用期間も含め、フルートの音色が今一つ通ってこないことが気になっていたが、この日の演奏ではフルートの音が良く通って聞こえるようになっていた。今後は期待して聴いていきたい。