2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

オーディオのこと 29 (いい音と演奏)

オーディオ機器をより性能(音)が良い機種に変更すると、それまでいいと思っていた演奏がそれほどでもないと思ったり、逆にそれほどでもないと思っていた演奏がこんなに良かったのかと思ったりすることがある。 オーディオでクラシックを聴くときの「いい音…

第631回札幌交響楽団定期演奏会

令和2年(2020年)10月23日、第631回札幌交響楽団定期演奏会を聴きに行ってきた。 当初の指揮とプログラムは、ドミトリ・シトコヴェツキー(指揮とヴァイオリン)によるバッハ ゴルトベルク変奏曲(シトコヴェツキー編弦楽合奏版)とプロコフィ…

オーディオのこと 28 バイロイトの第九 各国盤比較試聴

今までオーディオやコンサートのことをブログに書いてきたが、レコードのことをあまり書かないできたのは近い将来プリアンプの買替えを検討しているからで、せっかくレコード評を書いても機器が変わった途端に評価が覆るということ、それにレコードの各国盤…

オーディオのこと 27 (レコードとCD)

前回のメールを書いた後、フォロワーの方から質問をいただいた。それを整理すると次の三点である。 1 CDよりレコードの方が「表現力」があるのはなぜか? 2 時代が進むほど録音技術は向上しているのではないか? 3 記録方法で(音の)違いはあるか? と…

オーディオのこと 26    (レコードの「音の良さ」とは)

アメリカでレコードの売り上げが30年ぶりにCDを上回った、というニュースがあった。その理由としてレコードは、CDでは切り捨てている可聴周波数より高い音でも再生できるからと言われていた。 このことはCDが出てきた80年代から話題になっていた。…

安永 徹&市野あゆみ デュオ・コンサート

令和2年(2020年)10月17日、札幌コンサートホールKitara小ホールでベートーヴェンヴァイオリンソナタを聴いてきた。改修前に小ホールで聴くのはこれが最後となるだろう。プログラムは、演奏順にベートーヴェンヴァイオリンソナタ第6番、第10番…

札響名曲シリーズ 2020 「ベートーヴェン、皇帝に捧ぐ」

令和2年(2020年)10月10日、札幌コンサートホールKitaraで首記の札幌名曲シリーズを聴いてきた。コロナ禍の中で定期は3回、新hitaru定期は1回中止になったが、名曲シリーズは演奏者と曲目の変更はあったが4回すべて開催された。11月から来年…

オーケストラでつなぐ希望のシンフォニー

令和2年(2020年)10月6日、「オーケストラでつなぐ希望のシンフォニー」の札幌交響楽団の演奏を聴きに行ってきた。これは全国各地のオーケストラが、生誕250年を迎えたベートーヴェンの音楽を一つずつ奏で、日本をつないでいく、というコンセプ…

札響名曲シリーズ 2020 「めくるめく夢幻∞ワルツ」 6月20日振替公演 

令和2年(2020年)9月30日、札幌コンサートホールKitaraで札幌名曲シリーズを聴いてきた。指揮は当初、マティアス・バーメルトだったが、コロナ禍の中で来日できないため東京シティ・フィル常任指揮者の高関健に変更になった。オーボエは札響首席の…