令和5年(2023年)7月29日、ラックスマンの試聴会に行ってきた。場所は大阪屋6階の試聴室。講師はラックスマン広報部長 小嶋康さんだった。老舗のラックスマンの新製品となるネットワークトランスポートを主に試聴してきた。
試聴会での使用機器は次の通り。
・ネットワークトランスポート NT-07 定価:594,000円(税込)
・SACDプレーヤー D-10X 定価:1,430,000円(税込)
・プリアンプ C-10X 定価:1,650,000円(税込)
・パワーアンプ M-10X 定価:1,650,000円(税込)
・MCカートリッジ LMC-5 定価:264,000円(税込)
・ADプレーヤー PD-191A 定価:990,000円(税込)
・フォノイコライザーアンプ E-250 定価:154,000円(税込)
・クリーン電源 ES-1200 定価:660,000円(税込)
・スピーカー フォーカル ディアブロ ユートピア 定価:1,188,000円(1本/税込)
ディプロスタンド 定価:132,000円(1本/税込)
最初はアナログの試聴から始まった。
PD-191Aは10インチアームをあえて選んだ。サエクとの共同開発。
・中島みゆき 時代 自然な鳴り方。癖がない。
C-10Xはライフスの回路を4基搭載している。
・新世界より ケルテス指揮 エソテリックLP
ヴァイオリンの高域がきつい。
NT-07に交換
・マニフィカト 聴きやすい音
音楽配信のQobuz(コバズ)が秋に日本でのサービスが始まる。
・トミー・エマニュエル ギターの曲
NT-07はHDMIの入力と出力端子があるのでテレビとオーディオとBDレコーダーを接続できる。
・映画音楽「未知との遭遇」
アップサンプリングすると高域が滑らかになる。DSDにすると更に空間表現も出てくる。
・ヴィヴァルディ「四季」より「冬」
やはり高域がきつい。
Wi-FiではなくLANケーブルでなければインターネットに接続できないので、モデムとオーディオシステムの階が違う自宅での導入は難しい。
Qobuzのサービスが始まるとおそらくCDの売れ行きはかなり減るだろう。