令和5年(2023年)3月11、12日、テクニクスの試聴会に行ってきた。場所は大阪屋6階の試聴室。
試聴会での使用機器は次の通り。
○テクニクス グランドクラス
・スピーカー SB-G90M2 定価:350,000円(税込/1本)
・ネットワーク/SACDプレーヤー SL-G700M2 定価:370,000円(税込)
・プリメインアンプ SU-G700M2 定価:350,000円(税込)
・アナログプレーヤー SL-1200G 定価:450,000円(税込)
・カートリッジ フェーズメーション PP-200 定価:121,000円(税込)
○テクニクス リファレンスクラス
・スピーカー SB-R1 定価:1,482,800円(税込/1本)
・プリメインアンプ SU-R1000 定価:998,000円(税込)
・アナログプレーヤー SL-1000R 定価:2,000,000円(税込)
・カートリッジ フェーズメーション PP-2000 定価:605,000円(税込)
説明は、テクニクス 日本市場マネージャー 上松秦直さん、CTO 井谷哲也さん。
前半はグランドクラスから試聴。
・哀愁のヨーロッパ サンタナ ギター CD
SL-G700M2の内部のモデルで説明
・ボブ・ジェイムズ MQA-CD
のびやかで聴き応えがある。この日に聴いたグランドシステムは昨年聴いた時よりもいい。
迫力がある。
・女声ヴォーカル USBメモリー
DACの説明
・オーケストラの曲
クセがなく聴きやすい
2014年、テクニクスを復活させたときターンテーブルの要望があった。アームの素材はマグネシウムで軽く剛性が高いうえに音色に付帯音がない。
・アバ 「ゴールド」 からチキチータ
・ミキサーズラボ №2 マンテカ
少しうるささが出てきた。
後半はリファレンスクラスで試聴。
伸びやかで聴きやすい。前半よりも音質がいい。
プリメインアンプのSU-R1000は2階建てでフルデジタル処理、高速スイッチング電源、などにより静粛性が高いアンプになっている。
・チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 クライバーン? 冒頭
フォノイコライザーはカートリッジのクロストークをキャンセルする回路がある。インピーダンスによる高域のピークも補正する。イコライザーカーブも7パターン用意している。
・アースウィンドファイヤ セプテンバー
クロストークオン、オフではオンにした方が空間表現に効果がある。
・コロンビアカーブと思われるレコード
RIAAとコロンビアの両カーブで試聴した。コロンビアの方がしっくりしていて、聴き疲れがしない。低域と高域でブーストされた音がフラットになる。
・井筒かなえ シングシングシング~竹田の子守唄
ラッカー盤を試聴
・小坂明子 あなた EP盤
・レフトアローン マル・ウォルドン
サックスが鋭い
○12日はフルトヴェングラーのモノラルレコードでイコライザーカーブがRIAAカーブではない盤の中からWALP1041(田園)、18724LPM(運命)、16063(シューマン交4番)を持って行った。
WALP1041はNABカーブ、18724LPMはFFRRカーブ、16063はAESカーブで、それぞれRIAAと比較試聴させてもらった。やはりカーブを変えた方がバランスは良いような気がした。