オーディオ試聴会 26(エソテリック試聴会)

 令和6年(2024年)2月3、4日、エソテリック試聴会に行ってきた。場所は大阪屋6階の試聴室。講師はエソテリックの町田裕之氏、代表取締役社長加藤徹也氏だった。

試聴会での使用機器は次の通り。

○エソテリック

SACDプレーヤー グランディオーソ K1X SE 定価:3,520,000円(税込)

・プリアンプ グランディオーソ C1Xsolo 定価:2,200,000円(税込)

パワーアンプ グランディオーソ S1X 定価:3,300,000円(税込)

・ネットワーク N-01XD SE 定価:2,035,000円(税込)

・プリメインアンプ F-01 定価:1,980,000円(税込)

・プリメインアンプ F-02 定価:1,870,000円(税込)

 

○スピーカー アヴァンギャルド G3 UNO SD 定価:2,585,000円(1本/税込)

・スピーカー タンノイ STIRING-lll LZ 定価:990,000円(1本/税込)

 

 1日目はエソテリックの方の説明。使用スピーカーはアヴァンギャルド、アンプは1曲目だけF-01だった。

 F-01にはオプション電源がある。CDプレーヤーにも追加して音が良かったのでプリメインにも電流増幅のトランスを追加したら音が良くなった。

・クリスボッテ ダニーボーイ ピアノとトランペット

次にC1XとS1Xに切り替え

・リッキーリー・ジョーンズ ネイキッドソングからヤング・ブラッド

バランスがいい

K1XSEは水晶発振器を自分たちで造ったことから始まった。

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 大植英次指揮 ミネソタ

解像度はあまり高くない。低音は良く出る。

N-01Xに切替。アナログ電源にして音の太さにも拘っている。

ビル・エヴァンス 枯葉

 音が丸い感じがする

 スピーカーのスコーカーの能率は107デシベル。振幅の遅れが少なくなる。スコーカーにはネットワークがない。

・アマンダ・マックブルーム 

 女声ヴォーカルは聴きやすい。ネットワークなしの良さがある。

 プラスチックのホーンは自動車メーカーで作っている。音楽は中域が7割で人の声がその帯域。

伊藤君子 リンゴ追分 

6インチのボイスコイルのウーファー

・ジャズ (ハイレゾ

 サックスはすごくいい。分離もいい 録音のせいか?

・マルメ交響楽団 日本の古楽との融合 Dレンジの広さが聴きどころ

 

 2日目はフリー試聴。タンノイスターリングⅢLZも聴いた。とても聴きやすく音場が広い。アヴァンギャルドのホーン型よりも個人的にはやはりこちらの方が好み。

 

 新製品のプリメインアンプF-01(A級)とF-02(AB級)の比較試聴も行った。こちらは個人的には音場の広さでF-02の方が好み。細かい音のリアリティを求めるならF-01かもしれない。