東京旅行記

 令和4年(2022年)6月25・26日一泊二日で東京に行ってきた。当初の目的は3年ぶりに開催されるアナログオーディオフェアを聴きに行くためだった。今年の4月に開催が発表され、アンプメーカーの上杉研究所もこのオーディオフェアには出展するので今年は行きますと上杉研究所の方に伝え、ホテルも航空券も予約してコンサートのチケットも手配していた。それが5月になり開催が中止となったと上杉研究所から連絡があった。その時に上杉研究所の藤原さんから東京に来たときに自宅にオーディオを聴きに来てもいいです、お誘いがあった。またとない機会なのでオーディオフェアは中止になったけどそのまま東京に行くことにした。

 25日と26日は札響定期と大阪屋のテレビ塔試聴即売会があり、アナログオーディオフェアを止めてこちらに行くことにしてもよかったのだが、それを欠席して東京に行ってきたのはそういう事情による。

 26日の午後に藤原さんのお宅を訪問することにして、25日は昼に東京芸術劇場で読響、夜にサントリーホールで東響を聴くことにした。

 当日、空港連絡バスで新千歳空港に行こうとしたが、まだ減便になっているようで適当な時間の直行便がなかったので快速エアポート新千歳空港に向かった。途中で見えた新球場はかなり工事が進んでいるようだった。東京で昼食を摂るのは混むこともあり大変なので空弁を買った。空港に着くといきなり20分遅れの表示になっていた。結局、30分遅れで羽田についた。この日から東京方面は真夏日となり空港に着いた途端あの蒸し暑さが襲ってきた。ホテルは以前に一度泊まったことがあるサントリーホールの近くなので比較的スムーズに着いた。

 ホテルに荷物を預けたが、ロビーでは食事ができないので六本木一丁目駅付近で休憩できる場所で弁当を食べた。それから地下鉄南北線で永田町に行きそこから有楽町線で池袋に行った。池袋の西口から出ればいいはずと確認しておいたのだが、西口中央の方に行ってしまい、結局一回りして元の改札口に戻ってきた。外を見ると東京芸術劇場の文字が見えたのでそちらに歩いて行った。西口にも北、中央、南とあり西口南から出ると直ぐそこにあった。中に入るとコンサートホールは5階で、まるでhitaruのようだと思いながらエスカレーターを昇っていった。ホワイエはどこも狭いのが普通らしい、というかKitaraやhitaruが広すぎるのか。

 ここの座席は座ったときに背もたれが首の辺りまでしかない。座席の下に鞄が入るスペースは十分あった。よく響くというか少し響きすぎるようなホールに聞こえた。間接音主体というならそれはそれでもいいのだけれど弦楽器が少しうるさいのはホールの音響の所為だとするには少し不可解にも思えるし、読響は横浜みなとみらいホールで聴いたときはきれいな弦の音だったので未だに原因はわからない。

 終演後、東京芸術劇場の地下から地下鉄の改札口に行き有楽町線飯田橋へ、そこから南北線に乗換えて六本木一丁目へ行き、ホテルでチェックインした。それから夕食を摂ろうと六本木一丁目駅界隈を散策したらお好み焼き屋があったのでそこで「大阪スジモダン焼き」を食べた。広島風お好み焼きに牛すじが入ったものでおいしかった。値段は1,728円。それからサントリーホールへ行った。3年ぶりのサントリーホール。その時はかなり前の方の座席にもかかわらず音が全然聞こえてこないような席だった。今回は1階の2階席がぎりぎり被らない辺りだった。音は各セクションとも聞こえてくるので前回よりはかなりいい。それでも管楽器の音が遠いとか、弦楽器のうるささというか粗さはやはり気になった。

 終演後はコンビニで少し飲み物を買ってホテルにもどった。

 

 翌日ホテルの朝食はビュッフェスタイルがもどってきていた。すでに東京は猛暑日となっていたので出かけることはせずにチェックアウトの11時までホテルにいた。それから昼食を摂るためまた六本木一丁目駅付近を歩いてタリーズコーヒーでホットドックとコーヒーを食べた。タマゴサンドも頼んだが、それ以上お腹に入らなかったので羽田空港で食べることにした。それから午後1時頃、上杉研究所の藤原さんと待ち合わせの駅に行き、そこから車で藤原さんのお宅を訪問した。午後4時半頃までレコードを聴かせてもらったり、オーディオの話などをさせてもらったりした。そこから近くの駅まで送ってもらい羽田空港に着いた。

 札幌駅に着いたのは午後9時頃になっていた。パセオで空いていたのはお好み焼きの風月だけだった。そこで広島風ミックスお好み焼きを食べたら1,130円だった。