令和4年(2022年)8月6日、リンの試聴会に行ってきた。場所は大阪屋6階の試聴室。
試聴会での使用機器は次の通り。
○リン
・MCカートリッジ エクスタティーク 定価:1,045,000円(税込)
・トーンアーム Ekos SE 定価:748,000円(税込)
・アームボード+サブシャーシ キール 定価:495,000円(税込)
・MC専用フォノアンプ ユーリカⅡ(LP-12専用内蔵型) 定価:605,000円(税込)
・電源ユニット ラディカル 定価:1,265,000円(税込)
・レコードプレーヤー クライマックス LP-12SE 定価:4,246,000円(税込/上記のMCカートリッジ、トーンアーム、サブシャーシ、フォノアンプ、電源ユニット等を含む)
・ネットワークプレーヤー クライマックス DSM/3 定価:5,280,000円(税込)
・ネットワークプレーヤー クライマックス DS/3 定価:3,780,000円(税込)
・パワーアンプ クライマックス ソロ 定価:3,520,000円(ペア/税込)
・スピーカー クライマックス 350パッシブ 定価:6,050,000円(2本/税込)
説明は山口さんというリンジャパンの社長。
最初はDSM/3とDS/3の比較から始まった。
・シェルビィ・リン ジャスト・ア・リトル・ロビン
DSM/3の方がとげとげしさはなく、力感がある感じもする。DS/2の方がメリハリはあるとも云えるかもしれないがその差はごくわずかしかない。
・デューク・エリントン&ジョニー・ホッジス
バック・トゥー・バックよりウェバッシュ・ブルース
・ジェイク・シマブクロ ハート・ビート・ドラゴン
DSMは音場補正機能を持っている。これはピークを押さえてディップについては何もしない。それを使用したときと使用しなかった時の聴き比べ。
補正には効果がないわけではないという感じだろうか。少しうるさい感じもする。
・女性ヴォーカル
ここからアナログレコードの試聴。
・曲、アーティスト不明。
・ビル・ヘンダーソン 曲不明。
正直言って、クラシックの曲がなかったので話題のDSM/3の実力がどれほどなのか判断はできなかった。それはクライマックスLP-12についても同じ。
LP12のようなサスペンション付きのターンテーブルは水平を取るのに手間がかかり使いにくい。アームから直接リード線が出ているようなストレートアームはカートリッジの付け外しの時にリード線を切ってしまうと直ぐにメーカーに修理に出さなくてはならなくなってしまう。このような理由から私自身は使用しないことにしている。