令和3年(2021年)8月20日、札幌コンサートホールKitaraでオルガンのコンサートを聴きに行ってきた。
オルガニストはミューザ川崎シンフォニーホール・オルガニストの大木麻理。パーカッションは磯川則子と圓山未菜だった。
プログラムは「インディ・ジョーンズ」、「E.T」、「ジュラシック・パーク」、「ジョーズ」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「ハリー・ポッター」、「スター・ウォーズ」といった映画音楽と映画に合わせたプロジェクションマッピングという内容のコンサート。チケットは完売で親子連れも多く若い人たちも多かった。オルガンに加えパーカッションの効果もあり楽しいコンサートだった。
改修中はオルガンのフルメンテナンスも実施されたのでオルガンの音色がどう変わったかに興味があった。聴き始めた時から以前よりも安定感があるような感じがした。響きが濁ったり曖昧になったりするところがなくなっている。
アンコールはバッハのトッカータとフーガ ニ短調のトッカータだった。パイプオルガンは構造上、いくつかの音源ブロックに分れているがそれぞれの音源ブロックから音がよく分離して明瞭に聞こえてくるようになった。