令和4年(2022年)7月29日、Kitara小ホールで首記コンサートを聴きに行ってきた。
演奏者はアメリカのメジャーオーケストラの奏者とアカデミー生だった。
プログラムと演奏者は次の通り。
1.クセナキス:オコ
ルカ・エスポジート(パーカッション)、マーティアシュ・ホロ(パーカッション)、ポール・マシューズ(パーカッション)いずれもアカデミー生。
2.クーツィル:トランペットとトロンボーンのための協奏曲
マーク・J・イノウエ(トランペット)、ティモシー・ヒギンズ(トロンボーン)、佐久間晃子(ピアノ)
3.シューベルト:八重奏曲
ヌリット・バー・ジョセフ(ヴァイオリン)、スティーヴン・ローズ、(ヴァイオリン)、
ダニエル・フォスター(ヴィオラ)、ハイ・イェ・ニ(チェロ)、アレクサンダー・ハンナ(コントラバス)、アントン・リスト(クラリネット)、ダニエル・マツカワ(ファゴット)、 ウィリアム・カバレロ(ホルン)
1曲目はクセナキスのパーカッションの曲。アカデミー生3人による演奏でとてもよかった。
2曲目はクーツィールのトランペットとトロンボーンの協奏曲。ベルリン・フィルのような滑らかで濁りのない音色とは違っているのが印象的だった。
3曲目はシューベルト八重奏曲。ここでもヨーロッパの一流とアメリカの一流奏者の音色の違いがよくわかる。レコードでも感じていたことが生演奏でも同じように聴き取れた。
休憩時間が花火大会と重なり、休憩時間は1時間もあった。多くの方々は外に花火を見に行っていたようだ。
今年のPMFを聴きに行くのはこれで終わり。海外からの講師陣とアカデミー生が来日して3年ぶりに予定通り演奏を聴くことができた。来年はもう少し期間も長くなってコンサートやアカデミー生の数が増えて大編成の曲も聴いてみたい。できれば一昨年中止になったオペラ公演も開催してほしい。