令和5年(2023年)7月13日、Kitara小ホールで首記コンサートを聴きに行ってきた。
フルート:アリーア・ヴォドヴォゾーヴァ(PMF2017、18 トルコ)
オーボエ:フェルナンド・マルティネス(PMF2017、19 ホンジュラス)
クラリネット:リアナ・レスマン(PMF2017、18 ドイツ)
ファゴット:古谷 拳一(PMF2017、18 日本)
ホルン:ヘリ・ユー(PMF2017 韓国)
プログラムによると「パシフィック・クインテット」は全員異なる国籍のメンバーで構成される木管五重奏団。2017年にPMFで出会い2019年に結成されたとある。
プログラムは次の通り。
・ロッシーニ(J・リンケルマン編):歌劇「セビリアの理髪師」序曲
・日本の歌(山本教生編):花いちもんめ/浜辺の歌/村祭り/ふるさと
・ファジル・サイ:木管五重奏曲「アレヴィー派の親父たちはラクの酒席で」
・ニールセン:木管五重奏曲
アンコールは久石譲:サマー。2曲目はベルリン・フィルの管楽器奏者が加わってラフ:シンフォニエッタ第2楽章だった。
それぞれ個性をぶつけ合いながら全体的にのびのびとした思い切りがいい演奏という印象だった。客席は一般もいたがPMFのアカデミー生もかなり居てやや内輪の演奏会という雰囲気もあった。