2022-01-01から1年間の記事一覧

オーディオのこと 50(私のオーディオ歴 2011~17)

11年1月、UTY―7の調子が悪くなったので真空管の交換とオーバーホールを依頼するため上杉研究所に連絡すると、10年12月に上杉佳郎氏が逝去していたことを知った。真空管アンプを使っていると、真空管は○○製がいいとか、トランスはこれだとか、いろ…

オーディオのこと 49(私のオーディオ歴 1986~2006)

オーディオを本格的に始めようとした86年頃、自宅で聴きたいと思い描いていたオーディオシステムは、ダイヤトーンのDS―10000というスピーカーとアキュフェーズのセパレートアンプだった。当時、ダイヤトーンではDS―1000という1本10万円の…

札響名曲シリーズ 2022-2023「ようこそマエストロ川瀬!」

令和4年(2022年)5月14日、札幌コンサートホールKitaraで首記の札幌名曲シリーズを聴いてきた。 指揮は今年度から札響正指揮者に就任した川瀬賢太郎、ホルン独奏はラドヴァン・ヴラトコヴィチ、ナレーションは駒ヶ嶺ゆかりだった。 プログラムは ラ…

Kitaraあらかると ニコラさんのオルガンコンサート

令和4年(2022年)5月5日、Kitara大ホールでニコラさんのオルガンコンサートを聴いてきた。毎年、コールデンウィークに開催されているクラシック音楽初心者や未就学児童も対象にしたコンサートの一環として開催されるオルガンコンサートだった。 オルガン…

第644回札幌交響楽団定期演奏会

令和4年(2022年)4月24日、第644回札幌交響楽団定期演奏会を聴きに行ってきた。 指揮は札響友情指揮車の広上淳一、ピアニストはコロナ禍とハンガリーに隣接するウクライナの事態に影響を受け、急遽来日を中止したデジュー・ラーンキに代わり、小…

札幌交響楽団 hitaruシリーズ定期演奏会 第9回

令和4年(2022年)4月14日札幌文化芸術劇場hitaruで第9回hitaruシリーズ定期演奏会を聴いてきた。今回から「新」が抜けてhitaruの定期演奏会になったらしい。 プログラムは指揮車のリオネル・ブランギエとピアニストのリーズ・ドゥ・ラ・サールの来日…

オーディオのこと 48 使用しているオーディオ機器

使用しているオーディオシステム ツイッターのプロフィールに使用しているオーディオ機器を掲載するためにブログに載せることにしました。 ◎使用しているオーディオ機器 オーディオ機器 ○ステレオカートリッジ フェーズメーション PP-2000 ○モノラル…

オーディオのこと 47(オーディオ専門店の敷居)

オーディオユニオンお茶の水店の店員の方のブログで初めてオーディオ機器の試聴するときの心得のようなものを書かれていた。オーディオ専門店は敷居が高いので初心者の方に対してこういうことは気にしなくていいですよということを中心に書かれたブログがオ…

オーディオのこと 46(ショートピンについて)

アンプの空き端子はそのままにしておくと埃などが入るので好ましくない。特にオーディオ機器の裏側というのは壁に近く埃が溜まりやすい場所だ。一番安上がりなのはゴムキャップを被せるのがいいが、できればショートピンの活用を考えたくなる。 ショートピン…

オーディオのこと 45 (インサイドフォースキャンセラーについて)

レコードの溝は、円の半径に対して直角にカッター針が進んでカッティングすることによって刻まれている。それに対してトーンアームは中心点を持ち、弧を描いて動くのでカッター針と角度のズレが生じる。これを「トラッキングエラー」という。このトラッキン…

安永徹&市野あゆみ~札響・九響の室内楽

令和4年(2022年)3月17日、Kitara小ホールで首記コンサートを聴いてきた。当初は、令和3年9月18日の予定だったが、コロナ禍の中、緊急事態宣言の延長によりこの日に延期された。 安永徹は1983年から2009年までベルリン・フィルのコンサート…

第643回札幌交響楽団定期演奏会

令和4年(2022年)3月13日、第643回札幌交響楽団定期演奏会を聴きに行ってきた。 指揮はピエタリ・インキネン、フルート独奏は札幌市出身の工藤重典。 プログラムは、ステーンハンマル:序曲「エクセルシオール」、ニールセン:フルート協奏曲、…

オーディオのこと 44(カートリッジの針圧)

カートリッジには適正針圧というものがあり、その範囲内で使用するようにメーカーでは推奨している。その範囲内でどこがいいのか、軽い方なのか重い方なのかそれとも中間なのか試聴してみても一長一短なのでなかなか決めきれないことが多い。 カートリッジの…

札響名曲シリーズ 2021-2022「ドイツ3大B」

令和4年(2022年)2月26日、札幌コンサートホールKitaraで首記の札幌名曲シリーズを聴いてきた。 指揮はマックス・ポンマーの予定だったが、来日が叶わず尾高忠明に、曲目もブランデンブルク協奏曲第3番がオルガン曲にそれぞれ変更になった。ピアノ…

新進演奏家育成プロジェクトオーケストラ・シリーズ

令和4年(2022年)2月23日、札幌コンサートホールKitara大ホールで首記演奏会を聴いてきた。 プログラムは ・クルーセル:クラリネット協奏曲第3番 内山ちまり(苫小牧市出身) ・ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 金子遥亮(釧路市出身) …

札幌交響楽団 hitaruシリーズ新・定期演奏会 第8回

令和4年(2022年)2月17日札幌文化芸術劇場hitaruで第8回新・定期演奏会を聴いてきた。 プログラムはモーツァルト:ホルン協奏曲第4番、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」だった。1曲目に編成が大きい藤倉大:「グローリアス・クラウズ」が入っ…

オルガンウィンターコンサート

令和4年(2022年)2月11日、Kitara大ホールでオルガンウィンターコンサートを聴いてきた。 オルガン演奏はKitara専属オルガニストのニコラ・プロカッチーニだった。 プログラムは次の通り。 ・ロッシーニ/プロカッチーニ編曲:過激「セビーリャの理髪師…

第642回札幌交響楽団定期演奏会

令和4年(2022年)1月29日、30日、第642回札幌交響楽団定期演奏会を聴きに行ってきた。 当初はマティアス・バーメルトの指揮が予定されていたがコロナ禍の中で来日が叶わず指揮者がユベール・スダーンに変更になった。ヴァイオリン独奏は札幌市…