2021-01-01から1年間の記事一覧

第639回札幌交響楽団定期演奏会

令和3年(2021年)7月11日、第639回札幌交響楽団定期演奏会(hitaru代替公演)を聴きに行ってきた。すでにKitaraが開館したのでhitaruでの代替公演はこれが最後になる。 プログラムは武満徹:3つの映画音楽、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、…

Kitaraのバースデー ~札響with 安永徹 & 市野あゆみ~

令和3年(2021年)7月4日「リニューアルオープン記念 Kitaraのバースデイ ~札響 with安永徹&市野あゆみ」を聴きに行ってきた。 プログラムはモーツァルト:ピアノ協奏曲第27番、ヤナーチェク:弦楽のための組曲、モーツァルト:交響曲第41番「…

ディスクのこと 3(バイロイトの第九考)

第九のレコードというとこれを置いて他にないという程、発売されたときから第九の決定盤とされてきたのが「バイロイトの第九」である。1951年7月29日、バイロイト祝祭劇場における、フルトヴェングラー指揮、バイロイト祝祭管弦楽団、ソプラノ:エリ…

第638回札幌交響楽団定期演奏会

令和3年(2021年)6月20日、第638回札幌交響楽団定期演奏会(hitaru代替公演)を聴きに行ってきた。 プログラムはシューマン:ピアノ協奏曲、マーラー:交響曲第4番、指揮は川瀬賢太郎、ピアノ独奏は藤田真央、メゾソプラノは福原寿美枝だった。…

オーディオのこと 43(オーディオマニア考)

″オーディオマニア″といってもいろいろな解釈があるが、長年に亘りオーディオを趣味としてそれなりに機器を揃え、雑誌を読んで情報を取得しているような人たちの総称としておく。オーディオファンとかオーディオファイルという言い方もあるが、オーディオフ…

札幌交響楽団 hitaruシリーズ新・定期演奏会 第6回

令和3年(2021年)6月4日札幌文化芸術劇場hitaruで第6回新・定期演奏会を聴いてきた。 プログラムは武満徹:海へⅡ~アルト・フルート、ハープ、弦楽オーケストラのための、メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」、ベートーヴェン:交響曲第7…

ディスクのこと 2(サン=サーンス交響曲第3番 オルガン)

サン=サーンス交響曲第3番「オルガン」について書いてみたい。演奏はルイ・フレモー指揮バーミンガム市交響楽団、録音場所はバーミンガム大学グレートホールで1972年の録音。この盤を取り上げることにしたのはステレオサウンドから出ている「クラシック…

ディスクのこと 1(ラトルのブラームス交響曲第1番)

プリアンプを更新したのでこれから少しずつソフトのことも書いていきたい。タイトルを「ディスクのこと」としたのは「ソフトのこと」としてもレコードとCDしかないのでディスクでいいと考えたから。 1回目は何にしようかと考え、以前にも少しブログで取り…

オーディオのこと 42(オーディオ試聴会)

今は、オーディオ試聴会が開催されていないが、昨年の2月までは毎月のように開催され主要メーカーが一同に会するオーディオショウも開催されていた。 記憶の中の最初のオーディオ試聴会は、今から30年ぐらい前、テイセンホールで開催された北海道オーディ…

第637回札幌交響楽団定期演奏会

令和3年(2021年)5月8日、9日、第637回札幌交響楽団定期演奏会(hitaru代替公演)を聴きに行ってきた。 プログラムは武満徹:弦楽のためのレクイエム、グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲、リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」、指…

オーディオのこと 41(アンプの増幅方法による音の違い)

オーディオ試聴会がなくなりYouTube動画でオーディオ店やオーディオメーカーの動画サイトで新製品の紹介などをよく見るようになった。中には初心者向けに丁寧に作られているなあと感心する動画があったり、試聴会さながらの動画があったりとオーディオファン…

第636回札幌交響楽団定期演奏会

令和3年(2021年)4月25日、第636回札幌交響楽団定期演奏会(hitaru代替公演)を聴きに行ってきた。 プログラムはフォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」、バルトーク:「ピアノ協奏曲第3番」、ストラヴィンスキー:交響曲第1番だった。 当初…

神戸旅行記

令和3年(2021年)4月17日から19日まで神戸に行ってきた。神戸に行くのは3年ぶりで3回目。目的はイベントに参加することと兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで京都市交響楽団の演奏を聴くことだった。(演奏会の感想は別ブログに掲載)。…

京都市交響楽団 兵庫公演

令和3年(2021年)4月18日、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで京都市交響楽団兵庫公演を聴きに行ってきた。 指揮は常任指揮者の広上淳一、ヴァイオリン・ソロは金川真弓。プログラムはメンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲、マーラ…

札幌交響楽団 hitaruシリーズ新・定期演奏会 第5回

令和3年(2021年)4月14日札幌文化芸術劇場hitaruで第5回新・定期演奏会を聴いてきた。 プログラムはペルト「カントゥス~ベンジャミン・ブリテンの思い出に」、ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」、シベリウス「交響曲第2番」だった。指揮は高…

オーディオのこと 40(上杉研究所U・BROS-280R試聴記)

ようやくU・BROS-280Rが納品されたので試聴記を書いてみたい。これまでは1992年に購入したU・BROS-12(以下12)を29年間聴いてきた。その後様々なプリアンプが上杉研究所から発売されたが、2015年にU・BROS-280(以…

オーディオのこと 39(機器の初期不良)

新しくオーディオ機器などを買い、セッティングして接続していざ聴いてみると不具合が見つかることがある。以前はそれほど多くなかったように思うが、最近は比較的多いような気がする。ここ数年ぐらいで3回あった。 1回目は7年前にレコードプレーヤーを替…

オーディオのこと 38(オーディオ誌雑感)

今も出版されているオーディオ誌というと音楽之友社の「ステレオ」、音元出版の「オーディオアクセサリー」、「analog」、ステレオサウンドの「ステレオサウンド」、「管球王国」だろうか。この中で「analog」はアナログシステム、「管球王国」は真空管アン…

オーディオのこと 37(オーディオ機器の買取りと下取り)

新しくオーディオ機器を購入し、それまで使用していた機器を手放そうとすると下取りか買取りに出すことになる。下取りというのは車と同じで今まで使用していた機器を、新しく購入する機器の代金に充てるため、購入した店に買い取ってもらうこと。買取りは購…

オーディオのこと37 3月22日 大佛次郎記念館 サロンコンサート 使用機器一覧

○カートリッジ 形からオルトフォンのMC-20スーパー(中古)のように見えるが、文字が違うように見えるのではっきりとは判らない。 後ろにある予備のカートリッジはフェーズメーション。型番は判らないが、新製品の500(242,000円)かフラッグシップ…

オーディオのこと 36(上杉研究所のプリアンプの変遷)

2020年秋に上杉研究所から待望のプリアンプU・BRОS-280Rが発売されるという告知があった。1月に納品される予定が諸般の事情により3月末になった。この280Rのことについて書く前に同社のプリアンプの移り変わりを書いておきたい。 同社のホ…

音 楽 日 和 ~JAF会員のための音楽会~

令和3年(2021年)3月16日「音楽日和~JAF会員のための音楽会」を聴きに行ってきた。 プログラムはシベリウス/組曲「カレリア」、シベリウス/ヴァイオリン協奏曲、モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲、ヴェルディ/歌劇「シチリア島の夕べの祈り」…

オーディオのこと 35(トーンアームの調整方法)

アナログブームということで一時はなくなりかけたレコードプレーヤーも手頃な価格で音も良さそうな製品が出てくるようになった。アナログシステムが普及していくのはいいが、レコードプレーヤーの調整というのはなかなか難しい。中でも一番、面倒なのが、オ…

第635回札幌交響楽団定期演奏会

令和3年(202⑴年)3月5日、第635回札幌交響楽団定期演奏会(hitaru代替公演)を聴きに行ってきた。 プログラムはリャードフ「魔法にかけられた湖」、尾高惇忠「チェロ協奏曲」、ラヴェル「マ・メール・ロワ」組曲、「ダフニスとクロエ」第2組曲だ…

札幌交響楽団 新・定期演奏会hitaruシリーズ 第4回

令和3年(2021年)2月25日札幌文化芸術劇場hitaruで第4回新・定期演奏会を聴いてきた。 プログラムは伊福部昭「交響譚詩」、ハイドン「チェロ協奏曲第1番」、チャイコフスキー「交響曲第5番」だった。指揮は広上淳一、チェロは佐藤晴真だった。 …

hitaruオペラプロジェクト プレ公演「蝶々夫人」

令和3年(2021年)2月21日(日)、札幌文化芸術劇場hitaruで歌劇「蝶々夫人」を観てきた。指揮は柴田真郁、演奏は札幌交響楽団。札幌文化芸術劇場hitaruと北海道二期会の共催となっている。 主な配役は、蝶々夫人は佐々木アンリ(ソプラノ)、ピンカートン…

オーディオのこと 34(ライブ配信の音質について)

2020年春頃から世界的にコンサートの中止が相次いだが、その代わりにネットによるライブ配信が無料で見られるようになった。オーケストラのコンサートとオペラを中心に、何度か観たことがある。パソコンからUSBケーブルでCDプレーヤーのDACに接…

札幌交響楽団 新・定期演奏会hitaruシリーズ 第3回

令和3年(2021年)1月28日札幌文化芸術劇場hitaruで新・定期演奏会を聴いてきた。 プログラムは早坂文雄「左方の舞と右方の舞」、ベートーヴェン「三重協奏曲」、ドヴォルジャーク交響曲第9番「新世界より」だった。指揮は松本宗利音、共演は葵トリ…

第634回札幌交響楽団定期演奏会

令和3年(2021年)1月22日、第634回札幌交響楽団定期演奏会(hitaru代替公演)を聴きに行ってきた。 プログラムはモーツァルト「魔笛」序曲、ブルックナー交響曲第8番(ノーヴァク版、1890年稿)指揮者はマティアス・バーメルトが来日できず…